セブ(CEBU)マラソンは素敵なマラソンなのか!?
皆さんはフィリピンのセブ島と聞いてどのような印象がありますか?
こんな素敵な海が広がって街も海も超綺麗!
って思う方多いと思うんですが大方の予想に反して現地に行ったら話が違う!と発狂するような貧乏旅行者は多くいるのがセブ旅行です。
みなさんがよく画像や動画でセブ旅行最高!なんてプロモーションされた映像はだいたいセブ島の隣にある空港がある「マクタン島」であり、大きな橋を隔ててセブ島に行ったらわかるけど都市部を抜けない限り皆さんが求めている理想的な海や街並みは影も形もありません。
キラキラ女子がハワイよりやすく映える場所行きたい。
そう思ってセブ島選ぶことあると思うんですが阿鼻叫喚という事態を招くことは必至です。
実際、マクタン島には皆さんが想像する最高のロケーションが存在することは確かですが、ハワイ諸島オアフ島ワイキキのそこそこのシーロケーションにショッピングモールが充実したTHE・観光シティーみたいな場所ではなく、自然を楽しむアクティビティに溢れています。
景観を守るためにセブ島とは異世界かな?っと勘違いするほど整備されて綺麗な環境であるのは確かなんですがお値段相応でございます。
最低でも1泊2万円以上は覚悟しないとマクタン島で彼女と素敵な一夜を過ごすのは無理ですw
じゃあもっと安いところないの!?少し離れていてもいいから!っという場所が〜「セブシティ」のホテルです。安いのだと2000円台からでもありますし、それなりのスペックでも5000円程度で見つかるのですがそうすると皆さんはおそらくこう思うはずです。
「日本のビジネスホテルクラスかな?」
物価基準がそもそもフィリピンと日本では2〜3倍くらいはズレがあり、日本の方がやや高いのは確かです。ですが、東南アジア各地で宿泊してきた僕が断言できることは・・・
「ホテルのプライズにそれほど差がない」
という点です。そういう点では日本のホテルやゲストハウスは同様のプライズなのにクオリティーやホスピタリティーが高く、海外のバックパッカーからすればたぶん天国みたいな環境の場所が多く存在します。
実際、僕もホームレスしていたことがあるので日本各地のゲストハウスでバックパッカーしていたのですが海外で感じる不安や物足りなさを一切感じない施設の充実度かオーナーのホスピタリティーに助けられることが多く、ネット情報がそれほど偽りがなく安心して泊まれて利用ができます。
しかし、海外ではお値段相応とはいかない物件が数多くあります
- お湯が出ない
- 水場が汚すぎる
- トイレが壊れてる
- ベッドが臭い
- 部屋が臭い・掃除されてない
- 店員が適当
- 料理がまずい
言い出したらキリがないんですが、そもそもフィリピンやマレーシアなどでバックパッカー経験がある僕は屋根とプライベート環境が確保されているだけで割と幸せなんですけどね。
日本の清潔感が世界基準でも最高級すぎるんですよね。
みなさんも海外旅行を再びする際にアクティビティーに趣をおくなら、自分のホテル常識基準を1〜2つ下げてそこそこのクオリティーのゲストハウス利用をお勧めします。探せば1000円台でも出会いとそこそこの快適さを手に入れることができますし、旅のエッセンスにはちょうどいいでしょう。
英語ができないというコミュニケーションの不安もあると思うのでそう簡単なことではないでしょうけど、自分の価値観を大きく広げる一歩になるので僕は強く推奨します。ただ、盗難リスクあるので保険忘れずにかけてね!
※よく聞く話だけど本人はホテル・ゲストハウス盗難にあった経験がない
たなーも使うお勧めブランドace社のスーツケースです!鍵はもちろんですが収納力と機能性がかゆいところに手が届く仕様で素敵!ぜひご検討ください。 |
話がだいぶ脱線しましたが、まあ言いたいことはセブ島で遊びたい!と思える場所は皆さんの理想的なアクセス場所にないという話です。じゃあセブシティは楽しくないのか?というと、カジノがあったり露店があったり、見るものや楽しむものはたくさんあります。
ただ、お世辞にも綺麗で素敵な環境とは言い難いですね・・・
- 横断歩道がない(初めて渡るのは勇気がいる)
- 道が整備されてなくて狭くて歩きにくい(キャスター付はマジやめた方がいいです)
- 公害がひどく空気が悪すぎる
- ゴミが落ちすぎでひどい
いやいや、そんなことないでしょ!?と思うかもしれないけど冗談抜きでそんな感じ。日本の整備された道路環境が如何に神がかりかは発展途上国を見ればだいたいわかります。そんな状況をチェックするのに個人的にも好きなんですが「いくぴーチャンネル」を見たらだいたいセブ島の様子が全てわかると思います。
実際にここまでダーティーな領域に足を踏み入れたことないので、実際に行ったことある身としてはコミュ力半端ねーなと感心するわけなんですが、彼自身の使っている英語力を見たら、こんなでも生きていけるなら俺でもなんとかなるかもな〜っと思えるのでぜひ見てみるといいです。
そんな私も2018年に強いフィリピンの感心からセブマラソン(CEBU MARATHON)に参戦したことがあります。
たまたま来ていた日本人学生の子たちと頑張るみたいな構図になったんですが、僕自身は優勝を目指しています。というか、こんなフィリピンに強いランナーなんているはずないやん?っと思っていて、基本東南アジアの現地民ランナーは取り組み方や考え方も違うし練習環境も資金も不十分で強いランナーがそう多くありません。
でも情熱もって取り組んでいるランナーもいるのですが過去にはこんな選手もいたんですよ
5000メートル | 13:58.43 | エドゥアルドブエナビスタ | 2002年10月10日 | アジア競技大会 | 釜山、韓国 |
10000メートル | 29:02.36 | エドゥアルドブエナビスタ | 2002年10月7日 | アジア競技大会 | 釜山、韓国 |
ハーフマラソン | 1:02:58 | エドゥアルドブエナビスタ | 2008年7月6日 | マニラ、フィリピン | |
マラソン | 2:18:44 | エドゥアルドブエナビスタ | 2004年2月1日 | 別府大分マラソン | 大分、日本 |
結構速いですよね!?
実際、僕も現地でナショナルクラスのランナーと走りましたが100%の条件でも勝負できるかわからないくらいタフだなと感じたのでいい状態の時にもう一度再戦してみたい気がしますね。
ただ、僕が出た時のレースではそれほど強い現地ランナーはいませんでしたが何故か現地でマラソンを教えているケニア人ランナーとガチンコ対決することになってしまい、前半ハーフを74分台で通過する想定外のレース配分になってしまいました。
で、レースが終わったあとのパトリック(ケニア人コーチ)との英会話ひどいですね・・・。この時は英会話レッスンもろくに受けてないひどい有様です。恥ずかしくなって途中で見れなくなった。
動画全体を見てもらえたらわかるんですが正直まあお世辞にもいいレースではないです!笑
- 笛を持って走らないと失格?→いらないからすぐに捨てた
- 車道に車が普通にいるので走りづらい上に轢かれそうになる
- コース誘導ができてない
- 表彰が雑
なんかこれ聞いて行きたいと思わないだろ!って思わないで欲しいのですが嘘もつく気ないんですよ。
僕がこうしたレースに臨むのはマラソンの基本概念を壊す意味もあるかな。日本はクオリティーやマナーに縛られすぎて主催者負担が大きく、本来は自己責任である問題を主催者に押し付けすぎている節があり、変動変化をつけるのが難しく、味気ないレースが増えている。
たしかに、セブマラソンは僕が過去でてきたレースの中でもトップランクでデンジャラスだったが、同時に温かさとか楽しさとかそうした部分だけなら日本に劣らない充実さがある。真っ暗な中で走って楽しかったってなにが?と思うかもしれないが、やはりそこは走る人が素敵だなと感じる部分が多かった気がする。
我々日本人はどうしてもシャイでクールになりがち。コミュニケーションが不足しがちだが、大事なことは笑顔でコミュニケーションしようと試みる気持ちと度胸である。みんなが知っている英単語並べるだけでも気持ちは伝わるし大丈夫だから。僕らも、困った外国人がいて言葉わからなくてもなんとかしてあげようって思って行動するのとそう大差ないです。
マラソン大会事態のオペレーションで良し悪しを判断することも大事なことだが、その楽しさや環境なんか、人との思い出い比べたらカスほど気にならない。つまりは楽しくない原因は己自身にあるということです。
自分の好きなことは語って共有して一緒に楽しんでなんぼだぞ!