2025箱根駅伝往路の変化

いやー、特に2区の進化半端ないっすね。

国学院の平林くんや我が母校中央学院のエース吉田くんの66分台なかばの記録がかすむくらい、黒田くん・吉田響くんたちの記録がすごすぎた。箱根駅伝最近見だした人にとっては

「あ~、学生フルマラ日本記録の平林君も思ったより力出なかったな~」

って思ったかもしれないんだけど・・・、そもそも有識者の感覚だと、

「いやいや!あそこ絶対23.1kmなんて距離ないでしょwギャグなの!?」

って感覚です。そもそも、66分00秒であのコースを単純計算で走るのに2分51秒平均で走りぬかないといけない。僕が大学生の時は70分切れたら2区として仕事した!っといえる結果だったと記憶しております。
66分台の結果が凡走なんて言われる時代がくるとかもう頭おかしい。

ってくらいにはおかしいです。

もうひとつそのおかしさを助長しているのは2区のコース特性です。
いつも権太坂が特徴といわれますが、最大の難所はほぼ出し切ってからのラスト3kmです。実際にコースは車道専用なので走ることはかないませんが、走っている当人はたぶん壁を上っているような感覚で気が遠くなるくらい長くその時を過ごすんじゃないかと思います。

それくらい、最後の3kmが鬼すぎるのです。少なくとも選手時代にそんなところ任されたら悶絶すると思いました。

2区と5区の特殊性は他の区間の中でも常軌を逸しているので、年当初から自覚と責任を植え付けないと任せれないと思うのです。そんなところを1年生とかにまかせちゃう大学も頭ぶっ飛んでますが、戦略的に前のめりになりすぎて最近は逆を突く感じで3・4区の重要性が増していますね。

今回は青学の往路選手層の厚さとなによりも深い経験値が結果に出ましたね。1区を以外は・・・と評している方もいますが・・・一区も十分射程範囲でタスキを届けてきているし、黒田くんのやる気を駆り立てた差だったのではないかと思う。

黒田すげー!!なんて思ってたら吉田君が1秒うわまわってくるとか異常すぎる。

箱根駅伝は世界では戦えないとか言ってた論争があったけど、昨今の結果を見ていると確実に箱根で世界を見据えることができる自信をつけることができると思う。結果、留学生ランナーと対等な戦いができている。遜色ないと言っても過言ではないと感じるようになってきました。

復路の結果も楽しみですね!

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