もう提供しないサービス
僕は2008年以来マラソンコーチとして長く経歴を積んできました。
1日30km以上お客さんと走る日々もありましたが、常々それで足を痛めて仕事ができなくなる恐怖や不安があり、屋内で完結する仕事の技術もつけようとレジスタンストレーニングの指導も開始しました。
現在、足の状況はそれほど芳しくなく、懸念していた体の問題は顕著になり、現状の仕事へのシフトチェンジは僕の目的を変えることなく、より大きく社会的に価値のある事業を展開できているので大変満足しています。そら、思い通りに走れるほうがいいのですから、好きなこととして走ることは続けたいと考えています。
ただ、もうよっぽど特別なことがない限りやらないサービスがあります。
「パーソナルランニング指導です」
かつては自分の生活の根幹を支えてくれたこの仕事とは決別したいと思います。それはいくつかのデメリットがあるからです。
- 消費が大きくて他の仕事に割く時間や体力に影響する
- オフィスワークに費やす時間が減る(企画とか練れない)
- 僕以外ができない
- 怪我をした際に変えの効く仕事ではない
- マンツーで伝えることができる情報に社会性を感じない
それにもう顧客の時間に合わせて仕事をするというスタンスはもうやめたいなと。生活リズムや子どもや家族の過ごし方が難しく調整しにくいです。
もとより、自分の伝えたいことはより社会的に価値のある環境と状況で提供したいと思っていたので、マラソン大会という母数のほうが意味があるんです。そのうえで、自分の存在を知ってもらい、メディアやコミュニティーで伝えることができればそれが一番だなと。
なので今後、パーソナルランニングに関する仕事は一切受けないつもりです。
これからは大衆的なイベント企画を基本に、自分が伝えていきたいことを発進する場や、だれかが同じような想いや願いをもっている人のためにイベントを支えていきたいと思っています。