学生は理想のために厳しい旅をするといい
結論:若いうちにまわりからアホだと思われる旅をしたほうがいい
僕が仕切りに若い学生の子たちに話しているのは「旅をしたほうがいい」という話です。
僕の生活や経験は一般常識から外れた世界観なので正直社会人の方には参考にならない。そんな悠長に日本人社会で数ヶ月も休めるほど日本の法制度や倫理観はない。会社に入ったら時間がないこれが常識です。
僕はとある非常識な結果からホームレス経験をして8ヶ月家がない時期がありました。そうしなければいけなかったということもあるし、実家に帰らなかったのは自分の都合でそうなったのに親に甘えるのが嫌だったし、そこで終わりそうだった。
幸いにもやりたいことがあったしなんならリミットなくなったしお金のことを気にする前にできるか行動してみよう!そんな気持ちから始めた。
幸いにも僕には今までのスキルで日本であれば全国どこでも仕事を作ることが可能だった。そこでyoutuberであることも相まってトライしたのが「投げ銭ランニングセミナー」です。
既に情報として出しているし、別に恥ずべきことではないので申し上げると、髪を染めることや横断企画してというのは生活的なリミッターが不要になったことや自暴自棄になっていたこともあり、全てを振り払うような気持ちがほしいと思ったからです。
いや、たなーさんだからそれできるんでしょ?っと思うかもしれないですが、この手法ならそうかもしれないです。ただ、若いという方法だけ切り取れば僕にはできないことが学生さんにはできるかもしれません。知らない誰かに声をかけて援助求めたり、許可もらったり。自分が今までしてきた好きなことで稼げるかチャレンジしてみたり。この時の僕の心理状態も「失うものはこれ以上ない」そんな気持ちでしたからね。
そうすると自然と生きるためのハングリーさが出てきたし、今こうして生きている形に強く感謝できるようになりました。
人間って無意識に生きる時間が95%あるそうです。人生100年時代といわれるこの世界観で95年分が無意識とかやばくないですか?
日々の仕事や生活がなんとなくとか、この世にはもっと価値ある時間や物・素材・環境など様々ある。見たら、経験したら「へー」っと思うことや、意識した時間を過ごさないと変な話死んだり、終わるかもしれないという時の中でどうしたら今を過ごせるか?どうやったら今の問題や課題を解決できるのか?
そうした意識する時間を僕はこの旅の中で多く発揮することができた。
それまでは、不毛な日々が多かった。思えば結婚生活の5年間を意識して過ごした日々が僕は多いと思ってたんだけど、正直もう何も思い出せないし、当時していた仕事も誰のためになんのためにやっていたのかわからない。本来なら意識して取り組むことが、無意識になって、自分のために行動できてない。
5年間も人として重要な時期を過ごして最後に言われた言葉は非常にショックだった。同時になんて無意味な時間だったんだろうと絶望して、考えられないくらいの烈火の如く怒り倒した。時間返せと思った。
でも、それは僕にも原因があるし、同時に彼女にも無意味な時間・無意識な時間を作っていたので今はそんなことは思ってない。むしろ申し訳ないくらいだ
そんな、無意識な時間から一転して生きるために行動を開始したら僕は日々が本当に楽しくあっという間に時間が過ぎていった。出会う人・環境全て新鮮だった。もとより旅は好きだったが、家がない、お金に制限があり、散財できない、そんな状況だけどだからどうしないといけない、どんな仕事とコミュニケーションが必要か?など色々考える機会がたくさんできた。
そうすると潜在化した想いを掘り起こし、考える時間が増える。やりたいことはなんだ?将来的にどうあるべきか?どうしたいかとか。
強いていうなら考える時の「考え方」を僕は学習してからこの旅に行けばよかったなと少し後悔はしている。同時にビジネス的にもコミュニケーション的にももっとできたことがあったのに欲求に従って本能で動き過ぎたという反省は正直あります笑
ぜひ同じように旅を経験するなら「考える時間」がたくさんできる。短絡的で目先の問題解決ばかり意識が行きがちだが、その結果を想像し中長期的に自分のカテとしてどのように働くのか想像しながら行動してほしいし、それを考える手段を本やセミナー・大人たちに聞いてほしい。
理想を作れ
高校生の時によく「感謝」そんな言葉を聞いた。感謝感があればいい程度に思っていたんだけどやっぱり伝えるには行動しないとダメで、それはいまだに課題になることがあり、伝わっているだろうと思ってしまう。僕は承認欲求は多分高い方で、そうした伝える努力していないのに伝えた気でいるからあとになって後悔する「あれで大丈夫だろうか?」。いまでは必要以上に気にするようにしているのですが、それでも問題は起きるのは僕にとってたぶん人生を賭ける問題なんだと思う。
学生時代に人に言われてやってきたことよく考えると多かった。高校生活や大学生活は本当にそれが顕著だった。
外的刺激というらしい。先生やコーチから言われたことしかしないことだ。指導下において自我の弱い生徒はその場では一生懸命するが、指導者がいなくなると自立意識や自主性がないので指導されたことや行動を軽んじてしまい、形骸化する。目上の人がいないと出来ないやらない人間になってしまうらしい。
外から刺激を受けても意味がないというのがコーチングの世界らしい。大事なのは内的干渉でそうなりたいと思わせる情報を与えることが大事らしい。逆に自分を変えたいと思う人間は情報を取るしかない。でも多分無理です。何をしたらいいのか?何がしたいのか?夢は?希望は?目標は?今したいこと、明日したいこと、1年後、10年後とこの手の話では常にでる中長期プランを言語化できるかどうかという話。
そうしたプランがないのに情報を得ても自分の心に響かない。
だって「理想がないだから」
しかし、日々無意識に過ごす時間の中で理想が生まれると思えない。意識して過ごしビジョンを持たないと理想は出てこない。サラリーマンの多くがそうした理想から遠い無意識の世界で過ごしているらしいです。それは学生時代からの教育不足が主な原因ではないかと思うんです。
だから理想のために旅をしてほしい。できれば簡単な物じゃない方がいい。少し難しいと思うところを攻めてほしい。
日々考えないと生きれない程度に未知で大変なことを経験してほしい。そうすれば自分の理想が見えてくるかもしれない。そうじゃないにしても実行したことでしなかった時の自分よりも後悔はなくなり、どうしたらいいかの手法が一つ埋まる。次のステージや興味が見えるはず。無駄はない。
ぜひ、旅を学生はしてほしい。